1944年、フリッツ・ラング監督作。フィルム・ノワールの代表作品の一つ。
大学の犯罪学の准教授リチャードは自身は仕事のため、妻と2人の子供を休暇の旅行に送り出し、友人のフランク(地方検察庁検事)やマイケル(医師)と食事後、1人ラウンジに残り酒を飲みながら読書する。
居眠りから覚めたリチャードはラウンジを出て、以前から気になっていた隣の画廊のウィンドウに飾ってある美しい女性の絵を眺める。
するとその絵のモデルであるアリスが現れ、二人はそのままバーへ。
意気投合し、アリスが絵を見に来ない?という誘いで、23時過ぎに彼女の家に行くリチャード。
そして深夜1時、突然アリスの愛人フランクが訪れ、2人を見たフランクはリチャードに襲いかかる。
首を締め殺される寸前でリチャードはアリスが手渡したハサミで反撃し、フランクを殺してしまう。。。
この後の展開、そして、そういう事なの!?なラスト。
リチャード役のエドワード・G・ロビンソンは『深夜の告白(ビリー・ワイルダー脚本監督)/1944年』で保険会社の凄腕調査員をやっていた名優。
アリス役のジョーン・ベネットはまさに往年の美女。
大傑作です。