こぅ

飾窓の女のこぅのレビュー・感想・評価

飾窓の女(1944年製作の映画)
4.3
フリッツ・ラング監督中期、戦後の【ニューロ
ティック・スリラー】。

読みは、
「かざりまどの女」。

温厚真面目な大学教授(エドワード・G・ロビンソン)が、街のショーウィンドウに飾られたお気に入りの肖像画を見ていると、傍らに そのモデル が現れ、彼女に誘われるままアパートに行く。しばしくつろいでいると彼女の短気な愛人が現れ殺されそうになる…。

男は美女の誘惑に弱いから〜。

ウエットじゃないドライ気味なサスペンス。

タイトルに窓とあったら、サスペンスに限らず、
恋愛物でも何かゾクゾクするのは、恐らく心理的に
覗く、覗かれる といったイメージからなのだろう。

兎に角、全編ハラハラして観入る。
二転三転と観る者をミスリードが要で、オチが全て
で、完璧に騙され、且つスカッとする脚本
(多少引っかかっても納得、これなら消化不良には
ならない筈)。

フリッツ監督得意の陰影が無く、物足りないな〜と
思っていたら、、クライマックスの銃声を合図に
炸裂‼︎わざと⁈溜めに溜めて観せてくれるとは、
監督流石!

当事者よりも外野の人間が皆優秀で、、脚本も巧い
が、ジョーンの相変わらずの美貌に見惚れていたら
、、まんまと、、ハメられる。

絶体絶命〜起死回生【衝撃的クライマックス】〜
のオチへの繋ぎのショットに唸る。


ラスト、まさか【76年前】から◯技をねぇ、、
天晴れ!

賛否覚悟⁈

教授!これ◯◯◯しましょうよ!

でも、大きなルール違反は1つ見つけた!


*え⁈若きロバート・ブレイク何処に⁈⁈
こぅ

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