1SSEI

エクスタミネーターの1SSEIのレビュー・感想・評価

エクスタミネーター(1980年製作の映画)
2.0
年の瀬になんでこれを見たのか自分でもよくわかりませんが、見てしまったものは仕方ない

先にあらすじ説明すると、
ベトナム帰還兵のジョン(ポール・マッカートニー似)が親友をヤンキーにリンチされ植物状態にされてしまう。ジョンはそいつらに復讐し、そのままメディアに処刑人と名乗って手紙を出し、街の悪者たちを一掃していくのだった‼︎

なんか、すっごく珍品でした…

珍って言っても色々な珍ありますけど、この作品の珍はフォアグラとかの珍じゃなくて、ガリガリくんのコーンポタージュ味みたいな珍。いや、なんならジュースのレモンジーナみたいな珍かもしれない。

そういう発想に至るのはわかる。
オランジーナ美味いんだから、レモンでやっても美味いはずだよね?うんうん。
やりたいこともわかる。
でも、まっずい…
カブトムシの味する…

って感じ。
(レモンジーナ好きな方にはすみません)

この映画も、
ああ、わかった‼︎タクシードライバーとかランボーみたいなベトナム帰還兵の苦しみをやりたいのね‼︎
だが、なんか違う

なるほど‼︎街の悪党を闇の中で葬るダークヒーローをやりたいんだね‼︎
でも、やっぱり違う

じゃ、じゃあ、主人公とそれを追う刑事の正義と正義のぶつかり合いをやりたいんだろ‼︎そうだろ⁉︎
それも違った

どの要素もあるんです。
どれも製作陣がやりたいんだろうなってのも伝わってくるんです。

でも、結局 どの要素もしっくり来ないでなんかよくわからないまま終劇を迎える…

多分、話の軸がないんですよね…
復讐もすぐ終わるし、町のボスみたいなのもすぐ倒すし、刑事は常に女とイチャイチャしてるシーンばかりだし…

でも、製作陣の人たちのやりきった‼︎感や、やってやったぜ‼︎感はプンプン感じるんですよね…

駄作ってよりは、ナニコレ(・・?)となる作品。観客をどこかに連れていこうとして、結局どこかわからない場所に連れていっちゃったって感じ

ただ序盤の方に首チョンパシーンがあるんですけど、それは凄かった‼︎

首チョンパとかって切り株描写って言われるみたいにザクっ‼︎って感じじゃないですか
でもこれは
モニュっ、スー、ピローン
なんですよ‼︎
まるでカマボコでも切るかのように
モニュっ、スー、ピローン

調べてみたら有名なシーンみたいで、スタン・ウィンストンが関わってるそう。さすが、いい仕事するね〜

他にも人間ミンチに人間BBQ、ネズミに食わせたり、水銀入りの銃でやったり(これの製造シーンが異常に長い)
殺し方はやけにグロい

そんなとこも含めて、目的地は見えてるのにどこに着地したか、なんなら着地したのかもわからない作品でした