ジェイムズ・グリッケンハウス!
監督の名前が秀逸やないですか♪
グリッケンとかフランケン(ハイマー)とか、 アクション映画の監督は名前からしてモンスターっぽくなきゃ。
でも肝心の主役ロバート・ギンティは、 映画一本背負って立つにはルックスがどうにも貧相でいけません。
口角、 目尻、 ほっぺた、 お顔の造作がもれなく下へ下へと垂れ下がっており、 終始「泣き出す寸前の子ども」みたいな表情を浮かべながら「街のダニども」相手に暴れまくります。
「夜な夜なニューヨークの街を"清掃"する孤独なヴェトナム帰還兵。」
そういう設定だからって、 「タクシードライバー」のクオリティをこの映画に期待しないでくださいね。
スコセッシ&デ・ニーロみたいなオリジナリティとか格調とか深みとか、 そういうのは皆無ですから。
…とかなんとかいろいろディスっちゃいましたけど、 実はこの映画はとっても面白いんです♪
「リアルミッキーマウス地獄」
「生殺しミートチョッパー地獄」
「緊縛固定からのウェルダン地獄」…
ワルい奴らには「容赦ないにも程がある」我らがギンティ帰還兵。
彼の標的となる極悪人どもが、 だんだん可哀想になってきちゃいます。 (笑)
泣きべそフェイスのくせにやることはホンマにえげつないギンティくん、 続編ではどんな暴れっぷりを見せてくれるんだろ?
それがちょっと楽しみです♪
(*≧σ≦)) ♪Burn Baby Burn Disco Inferno...
2020ー83