リリアソー

ザ・セルのリリアソーのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.5
殺人犯に監禁されてる女性を助けるために、殺人犯の夢(深層心理)の中に入り監禁場所を探すお話しです(^^)

ビジュアル重視の監督さんとのことで当時期待して見たのですが、思った以上に殺人犯の行動が かなり変態で、ビシュアル云々の前に 変態オーラが悪目立ちし過ぎた感があります。家族や友達と一緒に鑑賞したら気まずくなるタイプの映画だと思いました。

一番印象に残ったシーンは、殺人犯の神っぽい何かが壁一面なマントをヒラヒラ引きずりながら歩くところです。『力』を象徴したかのようなシーンで、何となく「スポーン」または他のアメコミヒーローを意識したのではないかと思う映像でした。
『力』の象徴がヒーローに似ているとは、やはり殺人犯の核となる存在は少年(夢の世界で殺人犯は少年の姿で出てきます)なんだと思います。

作品全体のビジュアルが独創的で、悪目立ちがなければもっと楽しめる作品になれたと思うので少し残念に感じました。

へ、変態だー!★6
見易さ★3