真兵成花

ザ・セルの真兵成花のレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
2.4
話のテンポがとても悪く退屈で身終えるのに数日かかった。
それも正直苦痛だった。

夢の中の世界は非日常的でまさに"夢"という感じがして良く映像化したなと感心した。
が、その夢の中の世界に行くまでに約40分かかり、さらに映画全体の大半が現実世界というのは本当わけわからん。

そしてこの映画のオチは
捕まった女性は結局見つかってハッピーエンドで終わる。
と誰にでも分かりきったことで映画の肝となるのは
主人公が犯人の潜在意識に入り込み犯人しか知り得ない情報をどうやって入手するか。
だと思い期待して見ていたのだが、監禁場所の手掛かりは割とあっさり見つかりそれもしっかり捜査すれば分かるようなもので夢の世界にわざわざ行かなくても良かったのでは?としか思えず心底ガッカリした。

美術館とかで何時間も楽しめる人向けの作品だと思う。
真兵成花

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