Wednesday

ザ・セルのWednesdayのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
4.7
最初の砂漠のシーンで、「所詮夢の映像化っていったって再現できるのはこの程度か」とがっかりしたのを撤回したい。
男の夢に入っていくシーンは、これまで観たどの映画よりも美しくて怖くて一緒に落ちていくような映像だった。この部分を創った監督は天才だな。
ドラマ蜜の味のop映像が大好きなのだけど、それのグロテスク版的要素が一部あった。こっちで滴るのは蜜じゃなくて血。
最近現実より夢の方が美しく、現実味がある。夢の中で怖展開になると強制的に変えるか目を覚ますかするのだけど、この先自分でコントロール出来なくなったらどうしようかと思わされた。
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