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女は男の未来だのふにのレビュー・感想・評価

女は男の未来だ(2004年製作の映画)
4.3
ホン・サンス7本目。極端なズームインとかは無かったので、画面は今のホン・サンスぽくはないが、お話はもういつもの感じで。とにかく男ってだらしないよね、監督も実際にだらしなかったし…。

ソナと2人の言葉遣い、片方はパンマル(ため口)なのに心がすれ違う、片方は丁寧語なのに再会したら身体を求めてしまう。言葉遣いと距離感が反転していて面白い。気まずい微妙な空気感を捉えるの、本当にとことんうまいよね。繊細な演出が冴え渡ってる。

あと話に関係ないところでいくと、ホン・サンス映画って中華料理屋よく出てくるよね。本人が好きなんだろうか。風景も昔の韓国ぽいというか、今とはなんか少し違う。韓国語ばっかりの看板とかのせいか。服装も、第一次韓流ブームを彷彿とさせる。とにかく懐かしい。
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