KenichiAkagawa

バイオハザード IIIのKenichiAkagawaのレビュー・感想・評価

バイオハザード III(2007年製作の映画)
3.3
ラクーンシティの一斉排除後、研究施設脱出から数年後。結局Tウイルス染が世界中に広まっていた。そんな中、アンブレラ社の追跡をかいくぐっていたアリスだが、特殊能力の発動によって見つかってしまう。はたしてアリスの運命は・・・的なお話。

この3作目からですね!シリーズが迷走を始めてしまったのは(笑)

前作の最後で、アリスがちらっと特殊能力を発動するのですが、今作は「進化」という位置づけでパワーアップしてしまいます。それはそれで面白いのですが、アンデッド(ゾンビ)や生物兵器との戦いのみならず、アンブレラ社という組織と一人で戦うための無理やり感が出てしまい、やりすぎ感がいなめないですね。

展開としても、オープニングの感染犬との戦いは、もう取ってつけたようなもので、ストーリーに何ら関係ない気がします(笑) あの犬を出したいだけかと・・・ カラスの大群もすごいですね・・・でも、一番はあの博士が抗ウィルス剤で怪物に変身してしまう部分です。ま、でも広い意味でバイオハザードの領域ですから いいんですかね。

そして次回作につなげるラスト・・・ アリスが発散してしまう・・・制作者サイドもどう収拾つけるか悩みどこだったのでしょうね。次作の最初の舞台は東京。日本人としては、迷走してても つい見ちゃいますよね(笑) ってことで、結局楽しみです(笑)
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