心に傷を負った青年が放浪の旅で生きるために必要なものを探す物語。
旅の途中で読む本、出会う人びと、自然から何かを学んでいく。
今の自分の生活は何かが間違っているかも知れないと感じさせられる。今大切だと思っていることが実は大したことではないのかも知れないと。
もっと、もっと真実を探すために彷徨わなければいけないのかも知れないと。
この映画、好きです。
もっと若かったら、大晦日の夜にひとりぼっちで観ると思います。
音楽も心に染み入ります。
幸福に必要なものは、書物、自然、音楽、隣人への愛。そして自分の子を愛すること。
トルストイの『家庭の幸福』を明日読んでみたいと思います。