ショーン・ペンの手腕はどうか分かりませんが、エディ・ヴェダーの歌声だけで星一つ増えます(^^)
情景と非常にマッチしたよい選曲でした
恵まれた家庭に生まれついた青年は、旅に出たいという原始的な欲求に突き動かされ、身体一つで荒野に向かいます
私は、彼があらゆる文明としがらみから離れ、自然の摂理に従って命を擦り減らしていくことを選んだと考えていました
だから、きっとあの最後は本望(というか天命?)だったんだろう、計らずも満足だったんだろうと思っていました
しかし、実は友人が全国を自転車で旅して歩いており、この映画を観た際に「彼はきっと娑婆に戻るつもりだったと思うよ」と言っていて、しばらく考えた時期がありました
友人は自転車で全国を旅していましたので、何か共感できる部分があったのだろうと思いますが、真意は未だ分かりません
大分前に観たのであれですが、そういえばどうして旅に出たかの説明ってあったかな?
友人の言う通りだとしたら、彼は志半ばで大変な悲劇ともいえます…
んー…考えさせられる…