(イントゥ・ザ・ワイルド)やっと観た。
もっと詩的で、雰囲気だけ映画なのかな
って思ってた。もしくはもっと文学的で
小難しいのかなって思ってました。
全然違った。すごく良かった。
食い入るように観た。
アラスカへ旅立つ前の、放浪の期間で、
彼が巡り会う人たちのエピソード
ひとつひとつが素晴らしいです。
本当に素晴らしい。
特にアカデミー助演男優賞ノミネートの
ロン役のハル・ホルブルックがいい。
どんな人も、独りぼっちではなく、
どんな人にも、味方はいる。
でもいつだってそれは、
ギリギリのところで、
もう立ち上がれないって瞬間にしか
気付かない。気付けない。
いろんな見方があると思いますが、
僕はこの映画に、たくさんの愛を見ました。
観てよかったです。
さっき、これを観た影響で、
(横道世之介)のレビューも書いた。
全然、タイプは違うのだけど、
なぜか、思い出したので。