ウォーリーのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

ロボットでボーイ・ミーツ・ガールをやって友達ポジションにゴキブリ。スゲー作品だ。
イヴがかわいくて惚れる。しかもカッコイイ。この熱情を表すにはライターの火力じゃ足りないぜ。
モーかわいすぎて一家に一機は欲しい。

デザインから人間的なキャラクター性がしっかりと伝わるロボ揃いだしマジで凄いよ。
精神病棟に収容されてるような壊れたロボたちが味方になるのも熱い。

人間が機械的でロボットが豊かに描かれていたし、どこか壊れているくらいが人間らしいって話なのかな。

人類が肥満体型になっていたのはSFとして興味深くて、風刺的に描きつつ感動にも繋げる扱いが巧かった。
アレって噛む力もかなり衰えているんじゃないか。

ラストは記憶が戻らないほうが好みだったと思うけど、ハッピーエンドのが良いに決まっていると思わせてくれる。

ただこれ、映画の作り手が人間だって感覚が強いというか、いや当たり前なんだけど、凄く人間視点のあるロボ映画だなって、ヘンな感じがする。
エンドロール後に出てくるBNLのロゴからしても、BNLのプロモーション映画なのかってわざとらしさが…もう深く考えないほうがいいな。
トイ・ストーリーとかにはあまり感じなかった過剰さも少しノリづらかったかも。