パエリア太郎

ウォーリーのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
4.0
説教臭い話なのかなって勘ぐって観にいきました。

オープニングから驚きの巧みさ
この数分の絵だけで、状況説明が完璧!
ゴキブリですら愛おしい!
鉄の塊の登場人物達の感情が動きや顔だけで流れ込んできます。
人間の登場前、登場後のお話の区切りも素敵。
人間が変わる、ロボットも変わるストーリーの交わりとか質の高い所を並べればキリがないほどです。
勿論、2001年宇宙の旅ギャグも!

悪く言うなら最後のアクションの見せ場がなんか適当かなって思います。
アニメ的なおちゃらけで乗り切る訳でもなく、巧みに切り抜ける訳でもなく
あー、なんとかなるのねー
的な気持ちになります。
(とはいえ、この短い場面の中でもアクションとは違う要素で素晴らしいエッセンスが散りばめられてるのですが)
あと元も子もない話ですが、あまりデザインとロボットが主役って設定がそんなに好きでない。

2体の心を通わせる描写はドリカムの情熱的な名曲『it's so delicious』の歌詞にある
"本物のキスには電流がある"
という言い回しを思い出しました。

農業しないとピザは食えないってことです!!
パエリア太郎

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