たつなみ

アイ・アム・レジェンドのたつなみのレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
3.0
Amazonプライム・ビデオにて、『別エンディング版』なるものを発見したので久々に鑑賞。
劇場公開版は製作者側の意向によりエンディングが差し替えられてしまったのは有名な話。
『別エンディング』ってことはリチャード・マシスンの原作通りになるのか?と期待したがちょっと違うだけだったのは残念!
でもこっちのエンディングの方が一応伏線回収されているし、原作の肝となるポイントを匂わせているので全然納得できる。

原作は吸血鬼(ダークシーカー)の社会こそが世界の多数派になっており、主人公こそが世界を恐怖に陥れる”伝説の怪物“になっていた…という事実が最大のポイント。
それを意識して劇場版を振り返るとどうにもヘンな終わり方をしていた。

ちなみにマシスンの原作をベースにマンガ化した藤子・F・不二雄の『流血鬼』という作品は私の大好きな作品。
ネットでも観られるので是非機会があればご覧くださいm(_ _)m