誰もいなくなってしまったマンハッタン…。放棄された戦車、パトカーや車の通行を塞ぐバリケードなどは無人化する前のパニックぶりが想起されてリアリティを感じます。パンデミック（感染爆発）から数年経った大都市の荒廃具合が上手に表現されているなー、と感心しました。
大都会のど真ん中でゴルフの打ちっ放ししたり、野生化した動物をハンティングしたり、人気のない店を物色して気に入ったものを持ち帰ったりと、科学者に扮するウィル・スミスと相棒シェパードとのサバイバルなボッチ生活も面白かったです。
合間合間で回想シーンが挿入され、みんなが消えてしまったワケや主人公が生き残っているワケなどが少しづつ明らかになっていく…。
前半、相棒のシェパードがビルに駆け込んでいく一連のシーンはメチメチャ怖い。
途中ダレることなく、最後まで飽きずに観れたのでオーケーでした。驚きは少なかったかな？深夜に点けたテレビで放映してたら、ボーッと頭を空にして観るのに適してるかもです。
野生化した動物たちはきっとセントラル・パークの動物園から抜け出したのでしょうねー。
