LEE

アイ・アム・レジェンドのLEEのレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
3.9
ずーっと別エンディングが…と聞いて気になっていた一本をやっも鑑賞


とりあえず見て感じたのは珍しいゾンビ映画だなぁということ
やっぱりゾンビ映画は後半どうしてもコミニティ同士の内紛みたいな人間性のお話になってきてしまうんだけど、本作はウィルスミスしかいないのでそういうありきたりな展開がなかったのは良かった
彼以外誰もいないニューヨークは映画でしか見れない圧巻のもので、これを見れただけでもよかったなと思った
個人的に気になったのはやはりあの親子が出てきたあたりでどうしても都合がいい感じに思えてしまった(神の思し召しってところなんだろうけど
そしてラスト、劇場公開された方はちゃんとタイトルの通りレジェンドになったことが分かるものとなっていて一見良さそうに見える
でも前半話題に上がっていた彼らが日の光を恐れずに仲間を助けようとしたのは何故か?という問いが劇場公開版だと解決されておらず、そこに関しては別エンディングの方がよくて一言で良し悪しを言えない2つなのでとてもそこの判断は難しい
これらを二つとも解消できてたらもっといい映画を見てになったかもな……なんて思った
町山さんの解説曰くゾンビ側から見たウィルスミスが伝説の悪魔っていう見方もあってそれも興味深い


お金がかかっているので映像は見応えたっぷりだし、色々と考えると面白い一本
ウィルスミスの一人芝居も楽しいです
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