とみぷー

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦のとみぷーのレビュー・感想・評価

2.5
もしかしたら今まで観た映画の中で1番不可解なエンディングかもしれない。ネタバレは無しで書くと(ゴジラシリーズにネタバレもクソもないと思うが)骨折した谷原章介、彼の肩を小突く田中美里、痛がる谷原、謝る田中の顔がドアップでエンドロール。気持ち悪い!センスの欠片もありゃしません!割とガチで吐き気がしてきた。

そもそも今作は何故かリブートをしている。首都が大阪になっていたりするのだが、その設定が全く活かせられていない。調べると監督は今作が初監督であるらしい。ここからは僕の推論だが、初めて映画を監督するからまるっきり新しいものを作ろうと考え、今まで培ってきたゴジラブランドに対する敬意なんてどこ吹く風、これが俺のゴジラだ!と意気込んだあげく、女のドアップで物語が終わったのだ。引退した方が良いよね。あとそもそもの元凶のあのガキが途中から一切出てこないのも少し気持ち悪い(ガキの行動そのものに対して文句を言うつもりはない。タマゴ盗んだコソ泥やけど三角座りして反省してたからね)。全編通してキモい作品。
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