なぎ

昭和歌謡大全集のなぎのレビュー・感想・評価

昭和歌謡大全集(2002年製作の映画)
4.5
B級とかよく分からないって聞いてたから警戒しながら見てたけど、B級R15なのは認める!ただし面白い。原作を読みたい。若者のなんかしてやらかしたいハラハラ感とか、それに依存したゾクゾク感と、おばさんの頭空っぽの世間体とか属性とか、そういうものをリンクさせて描いてる映画だと思う。しかもいい感じに下品だし。+あったかい昭和歌謡曲とかもう最高でしかなかなかった。松田龍平の演技がまだまだデキタテ!というのもおいしかったし、惜しかったし。他の俳優さんも(B級とか昔の映画って顔が似た人が多いから分からなくなる時があるけど)区別がつくくらい、6人の個性が出ていてよかった。市川実和子がいい味出してる。キャスト全体的に豪華。松田龍平が狂っちゃうシーンがとてもいい。あれぐらいヤバい感じで全体的に出てきてほしかったなあ〜という不満足を込めて4.5。とても面白い映画だった。満足!
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