陰謀論者X

テイク・シェルターの陰謀論者Xのレビュー・感想・評価

テイク・シェルター(2011年製作の映画)
1.0
「ノウイング」「2012」などの予言系ディザスタームービーの流れを汲む内容というべきか。延々、悶々としている主人公役にマイケル・シャノン。この人「シェイプ・オブ・ウォーター」で半魚人と対峙する警備主任役も演じていましたが、顔の造り自体が不吉な感じなので印象深い役者さんです。またジェスカ・チャスティンがその嫁さん役だが、プチホワイトトラッシュ層(?)の専業主婦の貧乏臭い感じを演じ切っておりました。CIAアナリストからブランドファッションで身を固めたロビイストまで何でも演りますね。オチとしては、精神疾患で周りに大迷惑をかけた主人公の妄想ではなくて、本当に終末的な嵐がやってきたというものでしたがそんなに悲壮感もなく「あぁやっぱ妄想じゃなかった系か…」と。何というかテンポが悪かった上に、オチがこれではちょっと酷いなぁと思いましたね。
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