MANU

追跡者のMANUのレビュー・感想・評価

追跡者(1998年製作の映画)
4.0
1998年(アメリカ)
原題:U.S. MARSHALS

監督:スチュアート・ベアード
脚本:ジョン・ポーグ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演(日本語吹替):
トミー・リー・ジョーンズ(小林清志)
ウェズリー・スナイプス(大塚明夫)


製作:アーノルド・コペルソン、アン・コペルソン
製作総指揮:キース・バリッシュ、ロイ・ハギンズ

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ハリソン・フォード主演の「逃亡者」のスピンオフ的な作品。

今作にはハリソンは登場せず、前作でハリソンに対し猛追を見せたトミー・リー・ジョーンズが主演。

逃げた容疑者をジョーンズが追うという構図は基本的に前作から変わっていないんだけど、今作は逃亡犯が元CIA工作員ということもあって前作のハリソン以上に(ハリソン演じたキンブルは医師だった)戦闘能力やサバイバルポテンシャルが高い。
ゆえにアクション(主に銃撃戦だけど)が多い、その点前作より派手さがあってアクション好きの自分としてはより楽しめました。

また逃亡犯に主眼が置かれていた前作と違い、本作の逃亡犯であるスナイプスは2番手、あくまで主役は「追跡者」たるジョーンズだったので、逃げるスナイプスのミステリアス性がハリソンのそれより高く、よりサスペンスちっくに見られたというか、真実が明らかになるまでのワクワク感が高かった気がします。

にしてもキャリアの中で2回もこんな大追跡劇を繰り広げることになるとは、、ジェラード捜査官も苦労人ですなあ。笑
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