クリープ

コックと泥棒、その妻と愛人のクリープのレビュー・感想・評価

3.5
映画館で観て以来 2回目鑑賞。
「The COOK The THIEF His WIFE & Her LOVER」
マイケル・ナイマン「Memorial」のテーマ曲のミディアム・テンポと共にヘレン・ミレン44歳の体当たり演技が輝く♪
●監督ピーター・グリーナウェイは、映画じゃなくて、画家 オペラ演出家として観ないとキツイ。分かりやすい内容だけど、ケン・ラッセルよりハードル高め。
今 見終わって 面白いと理性が満足し、生理的には胸やけがして胃腸薬を飲むところ(笑)
●前作の「数に溺れて」は 1の数字から始まって、100の数字まで映像の中に文字が隠されている作品。「コックと泥棒・・」は木曜日から始まって。9日後の土曜日までの映画☘️
その間 ヘレン・ミレンのジャンポール・ゴルチェの衣裳が白 赤 黒 赤と変わり、帽子
イヤリング 髪型まで完璧にゴージャスに変わっていく☕
●映像のスタイルはたて移動、横スクロール シメントリック 美しさとグロテスクの均等バランス☕
●デビット・リンチと同じか、それ以上の腐敗アートに魅せられたヘンタイ芸術家(笑)

父がロシアの貴族で 亡命者だから 気品が自然ににじみ出て、何をやっても本物の品性が露呈してしまうヘレン・ミレン♥️

なにを やっても
クリープ

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