死人が再び動き出しゾンビとなり人を襲う。
ロメロ監督ゾンビ作品2作目。
一歩間違えればホラーコメディになってもおかしくないゾンビ映画を産み出し、なおかつ真面目に第2弾を制作し今日まで繁栄させて来た功績に感謝!
冒頭からファッションやヘアスタイルに時代を感じる。タバコをどこでもスパスパ吸いまくり投げ捨てる。妊娠してても知ったことか、お酒だって飲んじゃうよ。
ゾンビ映画が生まれたのはそんな時代。
ゾンビの動きは無駄でノロイいが、齧り付こうと迫る腕をかいくぐり、ガラスドアの内側に滑り込む。そのギリギリですり抜けるヒヤヒヤ感を堪能する。
近代のゾンビはスピーディに走ったりドアを開ける知恵もついていたりするが、この映画では自由があるが故に行動が制限されるジレンマにはリアリティがある。
古き良き時代から現在まで、休む事なくゾンビは今日も新しい進化を遂げようとしているのだ。
いや〜ゾンビって本当にいいもんですよね〜(笑)