菩薩

巨人と青年の菩薩のレビュー・感想・評価

巨人と青年(1992年製作の映画)
2.0
意味が分からん。青年が夢の中で聞こえた一節が40年間沈黙を守る老作曲家の未完成交響曲の一節である事を悟り彼に創作の再開を促しにいく。青年の登場と「水脈の上で寝るな」とのスピリチュアルなアドバイスにより体調を取り戻していく作曲家、それに伴い創作意欲も増していくが、おちんちんの方も元気になっちゃって女子大生くらいの秘書の女の子との間に子供まで授かっちゃう(勿論嫁はいるくせに)。一方青年はファーストコンタクトで爺さんに付けられた切り傷のせいで免疫不全を起こし、爺さんとは対照的にどんどん身体が弱っていく。この「降りてくる」物に対して払われる犠牲についての映画で、人間は「器」に過ぎないとの事なのだが、おゲージツの前で道徳心が踏み躙られていくのもいい加減しんどいし、後半はマジで紀州のドン・ファンみたいになっててキモかった。本当はマックス・フォンが始動して…とかマックス・フォンの指導により…とか書こうと思ったけど俺の創作意欲も萎えた。フニャチンの例えが「将軍様が茹でパスタ」ってのだけ面白かった。偏屈ジジイは孤独に死ねよ…。
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