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恋の秋のromioのレビュー・感想・評価

恋の秋(1998年製作の映画)
4.8
もうあまりにも面白すぎて、観賞中ずっと悶えていた。
好き!好き!好き!とずっと叫びたかった。

女の子達のお節介な人間ドラマ。
髪の毛ボサボサしてるし、生徒と恋をする高校教師いるし、余計なお世話!!すぎてもう、最初はどうなることかと思ったが、
ただの会話の中からそれぞれの人物像が見えてくる様子がたまらなくいい!!
仕草一つ視線一つから見える、私に任せときなさいという女の世話好き感、男女の友情を強調する大人な部分、はたまた自分に構って欲しいという子どもっぽさ、女として注目されたいという女としての面、いろいろな姿を見せてくれる彼女たちの姿にもう惚れ惚れ。
それぞれの登場人物の内面からそれぞれがお互いの気持ちを汲み取ったりする様までしっかりと描かれるので、ただすれ違ったりするだけの浅い可笑しさにとどまらず、真に面白いと思う作品だった。
俺の苦手な女のしかもすれ違ったりの会話劇でこの面白さ、マジ恐れ入る。
見終わった後の気分はマジで最高。
ロメール祭りは終わらない!
もう完全に大ファンになりました。
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