浮浪者

ある結婚の風景の浮浪者のレビュー・感想・評価

ある結婚の風景(1974年製作の映画)
3.6
感情のはけ口を見出せた時、人は幸福の下に覆い隠された不幸を幻視する。ほんとうに怒れること、ほんとうに哀しみにくれることは未だ優しい。「ほんとう」さは持続がしないがゆえに。もし「ほんとう」さが持続してしまうとしたら、気が狂うだけでは物足りないだろう。
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