みなみ

素晴らしき哉、人生!のみなみのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.7
ジョージは自分のおかげで助かっている人が沢山いることを自覚していなくて、自分なんて居なければ良かったって追い込まれてたけれど、私は最初から「あなたの良さ分かってるよ」って気持ちで見てた。だからこそラストシーンは報われて良かったねって泣けた。あなたがやってきたこと全部無駄じゃなかったよって。多分ジョージはラストシーンでも「周りに恵まれてるな」としか思ってないだろうけど、そこがジョージの最大の魅力。
現実はジョージみたいに他人に奉仕し続けても何も返ってこない人が大半なんじゃないかな。それでも、色んな局面で頭で考えるより先に瞬発的に人助けができる人はかっこいいし、そうありたいと思う。
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