・感想
とっくに大人ですが、後どのぐらい食べればジェームズ・スチュアート(主人公役)みたいに身長高くなれるんですかね。※191cm
白黒画面でドナ・リード(ヒロイン役)がただ写っているだけでも感じる圧倒的美。
開いた口がなんちゃらですよ。
自分の人生がつまらないと思うなら、とりあえずこれを観ると良いかもしれません。
心温まる名画、必見です!
・考察etc...
コメディファンタジーの人間物語で、1946年冬に公開されたクリスマス映画になります。
アメリカではどこの大学に行ってもこの映画を必ず観せて、学生の指針としているという記述も見つけました。
それだけ古典的で教科書的な映画です。
簡単な大枠のあらすじとしては、天国の天使クラレンスが、ジョージという男を天から見守っていました。彼は子供の頃から大人になるまで、周りの皆んなの為に尽力する心優しい人間でした。しかし、彼は自分にツキがないと思い込んでいました。
そんな彼はあるクリスマスイブの日、会社に関してのトラブルに見舞われ、絶望の淵に立たされます。
自分がいない方が幸せだったと思い、死を決意しかけたその時、天使クラレンスが登場し、物語は佳境へと展開していきます。
この映画で1番伝わってくる事は、自分の人生がどれだけの愛情や可能性、先々の希望に満ち溢れているかという事だと感じました。
また、日々の周りの人達に対しての良心は、結果的に何かあった時に自分に返ってくるという事を伝えてくれていると思います。勿論それは、見返りを求めて助けるのではなく、純粋に誰かを助けようという気持ちからくるもので、その心意気を忘れないで生きていこうと思わされました。
何気ない自分の人生が、明るく輝きだす映画だと思います。