EnoTaka

素晴らしき哉、人生!のEnoTakaのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.3
ずっと気になってて見たいと思っていた作品。TSUTAYAのクリスマスコーナーを見てたら、たまたまこの映画がそこに置かれててせっかくだから時期に合わせて見てみようと思って鑑賞。すごくいい作品だった。こんなに製作年が古い昔の白黒映画を見たのは久しぶりだった。昔の作品にこんな名作があったなんて。現代の作品ではまず見ないような昔ながらのシンプルないたずらやおちゃらけたシーン、そしてユーモアに溢れたまるで喜劇のような言動や行動、演出から、見てて時代を感じることができ、また映画を通して昔にはあって今にはない素晴らしい何かを感じられたような気がした。ものすごく映画から活気とパワーが伝わってきて、素朴な何気ない普通の日常のシーンなのに映像にインパクトがあった。人間の生き生きとした姿がすごく印象的だった。人と人とのつながりの大切さや生きることの素晴らしさ、そんなものをこの映画から改めて学んだ。心温まる素晴らしい映画だった。名作。
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