ももさく

素晴らしき哉、人生!のももさくのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
3.0
1945年クリスマスイブ、ジョージベイリーと言う男が命を絶とうとしていた。しかし沢山の人の祈りが天まで届く。まだ翼のない天使クラランスがその男を助けられたら200年無かった翼を神様から貰える事に…。まずはジョージの人生を見ていく事となる。

出演者→ ジェームズ・ステュアート、ドナ・リード、ライオネル・バリモア、ヘンリー・トラヴァース、トーマス・ミッチェル他。

自分が生まれる前の作品だし役者さんは知らない人ばかりだし白黒だし全然興味なかったんですけどクリスマス映画って事て鑑賞してみました。

子供の頃日曜劇場で「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」で有名の淀川さんがいきなり登場してフランキャプラー監督について喋りつづけてる解説付きでした。

聴覚、ダンス、プール、バスローブ、月を捕まえる絵、銀行、幽霊屋敷、戦争、トムソーヤ、雪、ベルの音、蛍の光も印象的。

何だか凄く長く感じたし若干疲れました。人と人との繋がりの大切さってのを感じたけどジョージが子供達に八つ当たりしてるシーンとか凄く嫌な感じでした。バックトゥザ・フューチャーっぽさもあったり天使まだかなぁ?どんな天使かなぁってワクワクしてたら、まさかの!あなた天使?って感じでした。

人生について考えさせられますね、この世界に1人いなくなるだけで沢山の変化が起こる、本当に大切な事に気づくってのは凄く良かった。

ひねくれまくりの男女が傷付け合う事言い合った後に、やっぱり好き!って感じが、あの距離感からドキドキレベルが上がったのか?って思いました。

白黒だからなのか、奥さん役の方が本当美しくって!キスシーンめちゃあるけど日本と比べると絵になりますよねぇ。

「友ある者は敗残者じゃない」にグサッときますね。やっぱり沢山人と関わってる人のが何かと人生得る事が多いような気がするから。周りに大切な人がいる人はいいけど孤独な人が見たら更に凹みそうな映画な気もする…。