人生に絶望し、自分なんて生まれなければよかったと自殺をはかったジョージに天使が見せたジョージの生まれなかった世界。色んな国へ行ったり大学に通い建築士になるという夢を諦めて、小さな町で親の仕事を継いで生きることになったジョージ。思い描いていた夢とは全然違う道を歩んできたけれど、彼がその道を選んだことで救われた人はたくさんいる。苦しみや悩みが絶えない道かもしれないけれど、住民達のために尽くしてきたジョージのためならと何も理由を聞かず助けてくれる人達がいる。クラレンスの「友のある者は敗戦者ではない。」という言葉に尽きる。