この映画がモチーフになっていることを知らずに「天使のくれた時間」を先に見てしまったけど、こちらの方が断然よかったです。
ラストはずるい、展開が読めてるのに泣いてしまう。
ある程度生きてきたら思い描いたようにいかない…と思ったことのある人の方が世の中多いと思うけど、なかでも心が折れそうな時はこれを見ると優しい気持ちになるはず。
大きい不幸があった時に前だけを見続けるのは難しくて、こうなってしまった過去の自分や周りを否定してしまうけど、今あるものは全部過去の自分が行動して得たもので、仮に何も無い、失ったと思っていても自分以外の誰かにとって何かしらの影響を与えているんだと思うと、どんな生き方だったとしても自分を肯定できる気がしてくる。
文字にすると月並みなんだけど、ジョージの物語を観て諭されました。自分もこれでいいんじゃないのかなって。
