隆太

素晴らしき哉、人生!の隆太のレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
3.9
地球から遥か遠くにある惑星?に住む天使達が自殺を図ろうとする地球人の男性を救うために話し合っている、なんとも不思議なシーンから物語が始まる!
内容はその男性が自殺を図ろうとするまでの半生を細かく描いているため、天使の出番は終盤だが、その救出方法が感動をもたらす!!

下記、ネタバレを含む感想です!








自分が死んだら悲しむ人いるかなーとか考えたことはあったが、そもそも自分がこの世に存在しなかったら、周りにどう影響を与えるのかをこれまでに考えた事はなかった!
これは自分が存在しなければ、それはそれで周りの家族や恋人や友達は問題なく生きていると思い、自分が周りに影響を与えている自信がないのでそんなことを考える必要性がないと無意識に思い込んでいたからだと思う。。
でも本作をみて、自分は多少なりとも誰かには影響は与えていたと考え直してみた!
そして今後は恩恵を受けるだけではなく、与える人間になりたいとも思えた!!
それは、プライベートや仕事でも!
つないだ輪は、自分がいなければ、途切れてしまう!
そうポジティブに考えるのも大切だ!

余談
・ジェームズ・ステュアートを鑑賞時に知らなかったのに見た記憶があったが、芸人の小藪とアナゴさんを足して2で割る顔をしているように見えたからかな?
・本作品では皆んなで踊るシーンがあるが、古い映画なので誰も今のこの時代に生きていないことを考えると、人間の脆さや儚さを感じて、心にダメージを受けるので、古い映画はあまり得意ではない。。
映画の中や鑑賞者の心の中では生き続けていると思えるのが救い!!
隆太

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