Qちゃん

野良犬のQちゃんのレビュー・感想・評価

野良犬(1949年製作の映画)
4.8
初見は、並木座で鑑賞。
(その後リピート鑑賞作品)

「それはその年の一番暑い日であった」で始まるこの映画は、『汗だらけの映画』である。 
ある刑事(三船)が混んでいるバスの中でピストルを盗まれてしまう。そしてその拳銃で殺人事件が起こる。ピストルを盗まれた刑事はピストルを追って………と、非常に面白い追跡劇。 
映像的にも、暑そうに映る太陽の光、汗で張り付くシャツなど、一貫した熱を感じる。 
終盤、泥だらけになって、刑事と犯人の見分けがつかなくなるほどの取っ組み合い場面が素晴らしい迫力であった。 
ギラギラした三船敏郎が、この映画で息づいている。