盗まれた拳銃を追いかける刑事モノといったところでしょうか。ベテラン刑事と新米刑事の元祖バディ映画とも言えるかもしれない(もっと前からあるかもしれんが)
クライマックスでどこかの家から聴こえるピアノ…
今までの志村喬さんのイメージが「生きる」の心の弱った小市民とか「酔いどれ天使」の口の悪い熱血漢だったから、どっしりと構えたやり手の刑事役で驚いた。しかもちゃんと役にハマってる。どんな役でもできるの凄…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
佐藤刑事のベテラン感が安心できるし、セリフも達観していて、それでいてユーモラスな印象があって一人の人間として好き。
村上刑事の若さからくるエネルギッシュな行動力には共感できるし、自分のミスから事件に…
傑作揃いの黒澤作品の中ではそこそこの出来だが、後世のあらゆるバディ刑事モノの原型となった名作。
主人公の刑事が犯人を追うだけのシンプルなストーリーに比例して、演出もシンプル。対照的な事象を同一画面…
1949年ですかぁ、昭和ですと24年だそうです
背景
①なぁ~んだ、この頃の夏だってほんと“暑”そうだ(エアコンないけど)
②それにしたって東京(・・・ですよね?)の空の広いこと
③おまけに星空ま…
満員バスでポケットの弾丸七発入りピストルを失くした刑事。夏暑いのに腕まくりで一日中追いかけ歩いて密売と銃撃事件を熱血捜査。叩き上げるか押し潰されるか。想像は混乱を招く頼りになるのは事実だけ。星は今夜…
>>続きを読む2023年201本目
刑事ものとして先駆け的作品らしく、その後の映画界にに影響を与えた記念すべき作品。
黒澤作品初出演の“酔いどれ天使”の頃よりも、一段と色気が増した三船がカッコいいのです。映画…