Ricola

少年の町のRicolaのレビュー・感想・評価

少年の町(1938年製作の映画)
3.8

スペンサー・トレイシー演じる実在の人物、フラナガン神父と彼の創立した孤児院、「少年の町」についての物語。

この作品でアカデミー賞を受賞したスペンサー・トレイシーは、オスカー像を実際の「少年の町」に寄贈したという…。

甘えん坊のピーウィーがとても可愛い!

スペンサー・トレイシーやっぱり好き…。少年たちの父親のような存在で、優しいけど時に厳しい…そして彼らに干渉しすぎずも優しく見守る。

ラストの方のシーンにはフラナガン神父と子どもたちの内なる強さに感動した。

ミッキー・ルーニーの熱演もとても印象的だった。フラナガン神父との最初の出会いのシーンが特に好き。

最初から最後まで劇中音楽も好きだった。

子どもたちの可愛さと健気さ、フラナガン神父の人格者ぶりに心があたたまり勇気がもらえる映画だった。
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