宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュ。
本来の括りは童話…絵本を読んだ事があります。大人になってからだったけど(笑)
とても簡略化して言えば…
チェリストのゴーシュが、演奏会を目前にしていろんな動物たちと出会い、自分の音楽に必要なものを得ていく物語。
宮沢賢治の作品は、やはり文字で読む方がいいなとは思います。擬音なんかも含めた言葉の響きとかが独特な雰囲気を創り出してる。
でも、映像化したのも悪くないんです。
日本の自然の風景と『田園』と…ミスマッチなようでいて、なんとも言えず穏やかで味わい深く融合している。
宮沢作品に耐性が無いと、ちょっと『えっ?』てなるトコもあるかもしれない。
寓話的な解釈とかは、原作の方が理解しやすい。猫は兎のため…カッコーはミミズクのため…とかね。
芸術に人生を費やすって事が、今より難しかった時代の文学。こういう作品は、その一端に触れるいい機会になりますね😊