ふふ…へただなあ、実写版カイジ監督くん。
へたっぴさ……!
オリキャラの使い方がへた……!
実写版カイジ監督くんが本当に欲しいのは…魅力的なヒロイン(こっち)!
原作を大幅に切り詰め、遠藤さんの性別を変更するなど大胆な改変を入れながらもいい感じに賭博黙示録を再編集していた一作目と比べて、二作目は割と原作の沼編に忠実
A設定、磁ビール、棒交換、ビル傾けと原作のトリックを再現する形でちゃんとやってた
密かに期待してた前作の推しだった天海祐希の女遠藤さんは出なかったけど、原作だとEカードでリタイアする利根川が代わりに出てくるのはアツかったし、警部補矢部謙三演じるおっちゃんもハマり役だった
沼のギミック再現もスゴかった。あれ作るの大変だったろうな
いやあ、いいカイジ沼編の実写化だった!
いやあ、いい実写化だったなあ…
…🤔
冒頭でも言ったけど、この映画変なオリキャラが出てくるんですよねぇ
吉高由里子演じるこのオリキャラが曲者で
前作の最後に登場した板崎の娘ってポジションのキャラなんだけど、まあとにかく色々とヘイトを集める立ち回りをするんですわ
こいつが裏切る展開数知れず。その度カイジは板崎の娘だからって信じるんですわ
そんで
おっちゃん「まさか…!?」
吉高「…」スッ
一条「フフフ、吉高が裏切ってたんですよ」
吉高「私が裏切ってたの。お父さんはバカ」
カイジ「そんな…!?」
毎回こんな感じのやり取りをすると
んでお決まりの「なんで私を信じるの?」的なやり取りをして、最後は「まぁそうでしょーね」って感じの展開
吉高由里子だから監督の指示なんだろうけど、演技も無感情というか、とことん棒だし
何よりこいつが周りにいるとカイジ達の挙動がバカになるっていうデバフ効果があってですね…
血のマニキュアとか一条の顔とか原作のヘイト要素を補強+ヒロイン投入の意図なんだろうけどその相反する役割のせいでどーしても好きになれない
しかも後半は心の声で喋る解説キャラになる
一条もカイジも必死になってる中、真顔でボソボソボソボソ
コウモリポジのキャラだけど、あんな盛り上がる場面でもとことん無感情にボソボソボソボソと
そーいうテンションじゃねーだろーと
そーいうわけで、印象が悪いオリキャラが出てくるっつー問題点がある
まぁ遠藤さんが前作で女になって出てきて、オリキャラの一人や二人出てきたくらいじゃ驚きませんがね
前作も天海祐希の遠藤さんが魅力的だったから文句無かったのであってオリジナル要素がこれじゃあね…
さっきも書いたけど吉高由里子がいると周りの知能指数が下がるってデバフがあるのが特にウンコですね
出ると原作キャラの魅力が損なわれるオリキャラってのは一番ダメよ
それはそうと、ラストのもうひと勝負はよかった!!