るい

都会のアリスのるいのレビュー・感想・評価

都会のアリス(1973年製作の映画)
3.7
監督のパリ.テキサスって作品が自分の生涯ベスト3に挙がるくらい大好きなんだけど
そういやヴィムヴェンダース監督の代表的な、ロードムービー3部作を観て無かったなぁと思い、何故かこのタイミングで観るっていう😆
その1作目がコレ
久々にオシャレな作品を観るな🤔
思ったらたぶんジムジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」以来じゃない?🤣
カメラの切り替わり方とかどことなくヌーヴェルヴァーグっぽい感じが良いんだよね🤨 ちなみにモノクロ作品

独り言ばっか言ってる、アメリカを放浪中だったドイツ人ジャーナリストが、帰国しようも、ドイツの空港がストライキを起こして全便欠航状態が続いてるため、仕方なく、アムステルダム経由で帰るとなったとき、たまたま居合わせた英語が苦手で意味ありげな母そしてその子供と知り合い、何故か頼られて一緒に過ごすことに、その翌日、母のほうが行方をくらまし、仕方なく子供=アリスを連れてアムステルダムに向かう‥‥
ちょい生意気なアリスと主人公フィリップとの交流が良い、とにかく色んな話をするんだけどそれが微笑ましい。
ケンカとかもしたりして、結局居なくなった母親に代わり、行き先も分からないというおばあちゃんの家を探す展開になるんだよね
母親が居なくなった孤独感というか、急に背負った彼女の悲しみとかも、それをフォローするフィリップの優しさが本当素敵だったな
そのあとからの2人の父娘のような絆がまた良いっていう😆 パリテキのそれこそ、トラヴィスとハンターの親子関係と似たようなものを思い出す。ただちょっと違うのは彼女はフィリップに対して憧れというか観てくと恋心が少しあるんだよね、そう思ったら「レオン」のレオンとマチルダの関係のが似てるのかも知れない🤔
話は全て良い形で終わるけど、なんでこうい
う話になったのかちょっと謎だったな
るい

るい