中島晋作

ロストロストロスト/何もかも失われての中島晋作のレビュー・感想・評価

4.8
この映画を見てよくわかるのは、メカスが本質的に詩人だということである。言葉の通じない国で必死に日常を記録してゆく行為は、リトアニア難民のメカスにとってあまりに切実なものである。ニューヨーク、ブルックリン、デモ行進、交通事故、俳句、マッカーシズム(詩人はみんな共産主義者と言われた!)、サルバドール・ダリ、ロバート・フランク…
中島晋作

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