当時短編作品で注目を浴びていたフランソワ・オゾン監督の満を持しての長編デビュー作🎬✨
フランスの裕福な家族の父親が、ある日1匹のネズミを持ち帰ったことにより狂気が蔓延し家庭崩壊していく様を描いたブラック・コメディ🐀🖤
レンタルだとVHSしかなくて、その内TSUTAYA SHIBUYAで借りよう〜と思ってたら、いつの間にか渋谷のレンタルサービス自体終わってて途方に暮れてたところ、U-NEXTで配信されててやっと観れた😋🙌
そんなんで期待がかなり高まってたけど、これは期待以上のブラックさ🤪🖤
デビュー作からオゾンの変態しゅ…いや、作家性が炸裂している作品であった😇
なんか凄いもん観た👀
実験用のネズミが家族に噛み付くと、それまで秘めていた欲望が噴出し、1人また1人と感染するように家庭内が破茶滅茶になっていく💥
同性愛(肉欲)、不倫(肉欲)、乱交(肉欲)、SM(肉欲)近親相姦(肉欲)、自殺願望(結果肉欲)…
ほぼエロじゃん🤪
人間関係も拗れまくるエロドロの連発なのに、どこかハイテンションというか、楽しげな雰囲気で展開していくのがお見事👏
下半身付随になる長女役のマリナ・ドゥ・ヴァン(ジャケの女性)は先日観たオゾン短編の『海をみる』で恐ろしい訪問者演じてたから、なんか余計に狂気的に見えたし、ジャケ見て勝手にサイコパスの役だと思ってたけど、なんか自由奔放で素敵(？)な役だった。
その後のオゾン作品では脚本に携わってる方なのか🤔
終盤の父親の願望(？)だけはなかなかエグくて、最後に唐突で驚きの展開に🐀💥🤪
最終的な崩壊した家族が結束してめでたしめでたしなところが含みがある感じで最後まで毒々しい話だった🖤
