ホワイトデーにバレンタインデー鑑賞。突然ですが私は、映画にせよドラマにせよ、ジャンルとしてはラブストーリーがそんなに好きな方ではない。だって恋愛って「見る」より「する」方が、何倍も楽しいでしょ。
でも、ああ、もう！大好きなのよ、こういうのは！バラバラの群像劇と見せかけて、実はあっちこっち繋がって絡まって、その結びつきからまた新たなドラマが生まれる…同じくゲイリーマーシャル監督作の『ニューイヤーズ・イブ』でも見せてくれたこのスタイル、大好きだー！「Top of the world」をBGMにして、学校の屋上から叫びたいくらい、大好きだー！
みんな良い人で、みんな大切な誰かがいて、みんな幸せになろうとしてる。それだけでもう素晴らしき世界よ。老人が、青年が、繰り返し口にするメッセージも、ありきたりだけどやっぱりジーンとする。そうだよね、それって大事だよね、ってやっぱり共感できる。
ジュリアロバーツが目的地に辿り着いたシーンも泣けすぎるし、今レビューを記しながらまた思い出し泣きできそうなくらいよ。
いろいろ感動させてくれる中で、ちょっと背伸びしたいお年頃の二人！一度しかない「初」を昼休みに済ませようとするなや！ギターで「アレックス100%」になっちゃってるのには笑ったけども！
笑ったと言えばエンディングもね。シートベルトは声出して笑ってしまったわ。
それにしてもアメリカのバレンタインデーって、こんな老若男女総浮かれ気分の日なんだね。日本の「女性→男性」だけより、お互いに気持ちを贈り合う、こういうバレンタインの方がいいな。次のバレンタインデーには私も、大切な人に感謝と尊敬とそして愛を伝えてみよう。11ヶ月後だけど。
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