エリート捜査官ー 実はマフィア
優秀なマフィア幹部ー 実は潜入捜査官
西島秀俊&香川照之のダブルフェイスの元映画。
三部とも見たけどやっぱりどうしようもなく陰鬱で胸くそ。
ただ胸くそレベルで言えば日本版の方が高いかなとも思った(役と名前を覚えやすくかつ日本語で感情移入しやすいからか、原作に欠けている心理描写が補完されているからか、それとも展開を知っているがゆえの衝撃の緩和によるものか？)
日本版ではラスト嗚咽を漏らしながら号泣してしまった記憶があるし、なんならその日1日放心状態で何も手につかなかった。
善人なのに悪人にならなければいけない者と、悪人なのに善人になりたい者のそれぞれの葛藤で終始本当に苦しい。
「運命は人を変えるが人は運命を変えられない。」
悪人は善人になることも許されず、
善人も悪人として生きれば十字架を背負う。
日本版リメイクは2編でひとつだけど原作は1だけでも良かったかな。2と3はやや蛇足ではとも感じた。
個人的にはやっぱり日本版が好みかな〜
