森田芳光監督作品。
どんでん返しやアクションはありませんが、心のフックにひっかかる映画です。
今まとまったお金があればすごく助かる、ちょっとした夢も叶うって愚痴った時、「そのお金を出してあげる」って人から言われたらどうしますかね。
それが、高校の時の同級生だとしたら。
今作は、お金にまつわる人間模様を通じて、人生の価値を淡く問いかけてきます。
ちょうど、主人公とその友人と同年代の時期に観たので。
自分だったらどんな選択をするでしょうか。
今作の登場人物のように、自分も戸惑ってしまうでしょうけれど。
ロケ地は函館。
美しくもすすけた雰囲気の函館も素敵でした。
馬場節子(小雪)は、突然故郷の函館へ帰ってくる。
彼女は東京に出て大成功したらしい。
彼女が出会う旧友たちは、みんな生活に満足しておらず、悩みを抱えている。
節子はそれぞれに「あなたの夢や望むことを、私がお金を援助します」と持ちかける。
彼女どんな動機に基づいてそんな申し出をするのか。
旧友たちは彼女の提案をどのように受け入れるのか…