やん

ショート・カッツのやんのレビュー・感想・評価

ショート・カッツ(1993年製作の映画)
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カーヴァーは、胡椒くらい

女たちは生きてて 
会ったこともない23才の女の子に感情移入し
子を抱きながらテレクラでバイトし
寝たきりの子供の名前を呼び続け
旦那でもないお金がある男と旅行にいき
笑いながら罵る。

男はヤりたい
馬鹿にされたくない
伝えたい
話を聞いて欲しい、、、

演出うまいなーと
パンツが食い込んだ仕草とか、ドライヤーとか、ヌードモデルの表情とかうまいな
クローズアップもお好み

一人ひとりの物語は
つながってるようでつながってなくて、つながってる。熱帯魚1匹だって未来を変えるし、犬が吠えただけでも愛し合う2人ができるかもしれない。風が吹けば桶屋が儲かるかもしれない。
部屋が荒れたらカーペットが白くなるかもね!笑
懸賞に当たったのか、押し売りか

死ぬ人も
死にたい人も
生きる人も
生きづらい人も

どーしよーもねえな、こいつら
どーしよーもなく生きるしかねえな

カーヴァーの原作とは違うものとして
ちょっと面白かったです。
やん

やん