このレビューはネタバレを含みます
「嫉妬」も「執着」も愛ゆえかと思うと
やっぱり1番怖いのは人間ですね。。
兄弟姉妹の「嫉妬」はいつの時代も問題を起こす種ではあるが、殺しを依頼するまでと想像を超えた姉さんがこの映画のナンバーワンモンスターでした。
「執着」の方のモンスターが授賞式にしっかり来てたのを見た時に鳥肌が立ちました。。
取調の際の「ノー」という声色も恐怖。
こいつきっかけで「嫉妬」のモンスターが目覚めたのだと思うとさらに恐怖。
その恐怖をしれっとレイチェルとファーマーの愛で上書きしちゃうところがこの映画の凄いところ(笑)
ホイットニーヒューストンの映画を見て、
一度は蹴りかけた作品を、相手がケビンコスナーと聞いてノリノリになった流れを見て、無性に見たくなってしまったのだ。
ホイットニーの超有名な曲がかかるこの映画をコテコテのラブストーリーとの先入観から距離を置いていたのだが、見れるきっかけを作ってくれて結果嬉しい。
ファーマーは無事で終わるのね。
ラスト静止画でエンドロールへ進む演出は
今となっては斬新に感じる。