ウニ

ボディガードのウニのネタバレレビュー・内容・結末

ボディガード(1992年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

スクリーンにて鑑賞。
脚本の山場への持って行き方が神。最後に山場、そして随所に見所満載。ホイットニー歌上手すぎ、来てほしいところに音が来まくるので気持ちよすぎて鳥肌。名作。

なによりホイットニーの歌唱力が神レベルという最強パワーがあって、才能の周りに吸い寄せられる妬み、憧れ、野次馬というあらゆる悪があると。
そして、女の天賦の才能に嫉妬するのでなく守る!忠実なる僕、ボディーガード。めちゃカッコいいのにいじらしい。

さらに、ボディーガードも何かをこじらせていて、三船武士道オタだったという。親に優しく育てられすぎて相手を攻撃できないというトラウマ。かわゆすぎる。なので、武士道に活路を見いだし用心棒オマージュをちらつかせて、かわいい。ケビン三十郎、そろそろ四十郎。

何よりですね、ホイットニーヒューストンはもうご逝去されてるわけです。そして、ご葬儀の弔辞をケビン三十郎さんが述べられてるんです。もう、冒頭からホイットニーがケビンを見る目にすべてを察しました。ああああーー。わかるーー。追憶はすべて美しい。

神脚本、神キャストにリアル+妄想で最高に楽しめた映画鑑賞でした。

ケビンの弔辞メモ

君はバンドもなしにとんでもなく素晴らしい曲を歌い、最高に理想の演技をしていた。多くの役者が私の役を演じることをできただろう、でも君は、ホイットニー、私は心から信じているよ、レイチェル・マロンを演じることができた人は君以外にいないと。

君はただ綺麗というわけじゃない、君は女性の中で最も美しい女性なんだ。そして人々は君をただ好きだというわけではなかったんだ、ホイットニー、みんな君を愛していたんだ。

午前10時の映画祭
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