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リリイ・シュシュのすべてのOMRICEのレビュー・感想・評価

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
4.0
世界の静けさと残酷さを強く感じる。ドビュッシー。どうしようもない運命。生死の距離。お金を海に投げたり、踏み潰したり。ピアノ。すれ違い。やり場のない苦しみ。言語化できない気持ち。翻訳機。掲示板。明るいとか明るくないとかないじゃん。エーテルは治療には適してない。それは応急処置にしかすぎない。それもほんの痒み止め程度の力しかないんだ。それでも力にはなる。肩に優しく触れてくれるようなもの。
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