リリイ・シュシュのすべての作品情報・感想・評価

「リリイ・シュシュのすべて」に投稿された感想・評価

観てる人沢山いる映画ですし、ネタバレしながら感想書きますってかネタバレしながらじゃないと感想書けない映画なので。
観る前はジャケの印象からなんとなく爽やか〜な青春映画だと思ってました。が、かなり胸糞悪くキツい2時間半でした。イジメのシーンだったり、女の子がレイプされてるシーンってめちゃめちゃ苦手なんですよ。強烈にリアリティがあるじゃないですかこの映画。特に久野さんのところなんて観てられなかったですよ。
久しぶりにこれだけぶっ殺したい奴が沢山出てくる映画を観たような気がしますね。まず筆頭は星野君ですよ!グレてしまった背景を十分に理解した上で、彼のやっている事は1ミリも肯定出来ないし、絶対に許せないですね。オメェCD割ってんじゃねぇよ!チケット返せよこの野郎!!すみませんつい感情的になってしまいました。
星野君以外にも周りのクソヤンキーに合唱真面目にやらねぇクソ女全員許せねぇ!ぶっ殺すぞ!と思いましたね。あ、口悪くてすみません。
この映画の意地悪なところはまず冒頭で蓮見君が星野君グループにイジメられているというところを見せた上で、過去にシーンを移して、蓮見君と星野君たちが仲よかった頃を見せるっちゅうまぁヤラシイですね!楽しいはずの沖縄旅行のくだりも悲惨な今後を考えると全く楽しめませんね!
そんな胸糞な映画をなぜ私が最後まで観れたかという蒼井優ちゃん演じる津田さんのおかげなんですよ!星野のクソ野郎にウリをやらされていても気丈に振る舞う津田さんが私の唯一の救いでしたよ。この津田さんがめちゃめちゃ可愛くて、この映画の中の光の様な存在ですよ!そんな彼女が自殺してしまうシーンで完璧に私の心は折れてしまい同時におい!蓮見何やってんだよ!彼女の最後のサインをなんで読み取れねぇんだよ!!と憤怒が湧き起こりましたね。津田さんを救えたのは正義感溢れる佐々木君ではなく、蓮見君ただ1人だったんですよ!おまっ、お前が何とかしていれば津田さんはな、自殺しなくて済んだかもしれないんだぞ!!と蓮見君を猛烈に責め立てたくなりましたよ!蓮見君に関しては久野さんの件もありますし、彼には言いたい事が山ほどありますが、そもそも星野!オメェが悪ぃんだろうが!おいこっち来いよ!星野!!すみませんまた取り乱してしまいました。
しかしやはり許せないのは星野君ですよ。彼は最終的に蓮見君によって殺されてしまう訳ですが、ここでも私は星野君を許せませんね。蓮見君は大好きなリリイを自らの手で汚してしまう!コレも星野君がそう仕向けたと言ってもオーバーではない!と私は思います。あまりにも蓮見君が不憫でなりません。
蓮見君、津田さん、星野君と、全く性格も状況も違う3人が1人のリリイというミュージシャンが好きという点はまさに音楽の素晴らしさを表していて、すごく好きなところです。音楽は万国共通!誰にだって届くモノなんです!
すぐにはもう一回観ようとは思えませんが、一日くらい空けてまた観ようとなぜか思ってしまうんですよ!あんなに胸糞悪かったのにね!結局好きなんですよこの映画!そして最後に言いたいのはこれですね!稲森いずみさん!めちゃめちゃ可愛いいい!!!!!
鑑賞済み
多感な時期の環境って怖い
映像や音楽が綺麗なのですんなり観れました。

主役の方、シャオラァァァー!なイメージが有ったのでこんな繊細な役を演じていた事に驚き(リアルタイムの人は逆だと思いますが)。

ミュージシャンの神秘性がまだまだ通用し、携帯ではなくパソコン中心のネットの掲示板、携帯CDプレイヤーと2000年代前半の雰囲気が凝縮されていますね。描写は確かにリアルです。でも、映像にも少し「リアル」を入れても良かったかなと。例えば田んぼで曲を聴いている主人公たちの近くをEisa Hoisaな農作業のおばはんやトラクターが通り過ぎるとか。
人生変えられた映画
な

なの感想・評価

4.0
忘れたくないものがキラキラと詰まっていた
しみず

しみずの感想・評価

3.9

余韻が重たく尾を引く。
掲示板の書き込みやら沖縄旅行やら、
冗長と思えるようなシーンもあったが、
それが作品に現実味を与えている。

万引き、家族の崩壊、性格の変調、援交、
いじめ、レイプ、自殺、殺人。
ひたすらに地獄へ向かっていく
退廃的な中学校生活。

二度度観たくないような長く重たい
映画ではあったけど、一度は
観ておかないといけないような。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

4.0
岩井俊二の映画で個人的に一二を争うくらい好きな映画(あとは「ラブレター」) 。
何が良かったって、上映された当時、わたし中学生じゃなくて本当に良かった。
撮影されたのは栃木らしいけど、土着性と言うよりはもっと、永遠の中学生としての絶対的な普遍性によって見事に成立してる気がする。中学だもん世界中でこんな風に鬱屈してると思うよ。だからこそ、大人にみて欲しいよね。ああそうだったな、痛いな、と通過したことだけに辛く感じる。あの頃見えてた「幼い」先生などの大人の姿も含め。で、中学生は、まだ見なくて良い(個人的な断言
過干渉の母と無関心の母、死について延々と語るもいざという時何もできない旅人、運良く死ななかった少年と運悪く死んだ男、幼い先生、存在しない父のシャンプー・・・派手で目を引くイジメや強制売春などを引き立てる、こうした細かいディテールが、気づかないうちに胸の中に澱のように沈殿していくのがわかります。これを撮ったのが10代や20代の頭の若者でなく、れっきとしたおじさんという点が一番恐ろしくも感じますが。
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