リリイ・シュシュのすべての作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「リリイ・シュシュのすべて」に投稿された感想・評価

ずっといつか見なきゃと思ってた作品
蓮見くんの気持ちに感情移入してしまって
後半の展開にまるで乗り物に酔ったように
気持ち悪くなってしまった。余韻も凄い。
そりゃあ発狂しちゃうよ。吐いちゃうよね
変な音、しちゃうよね鳴り止まないよね
うわぁああああああああああって。

なんであんなに生きづらかったんだろうって
思い出すと笑っちゃうくらい、この映画程の
大きい事はなかったけれど思春期って本当に
なんだったんだってくらい病んでて悩んでて
その頃の友人と話すと戻りたくないよねーって
よく笑う。あの頃に見てても理解出来なかった
かもしれないし、完全に他人事としてみれる
いい歳になってから見て良かったと思った。
ドンピシャに見てたら染まりまくってた
影響どんだけ受けたか末恐ろしい…。

ホント、戻りたくない時代がリアルに
描かれてて、田園風景とか綺麗なのに
生々しくて痛くて、私も吐きそうになった。

蒼井優ちゃん演じる津田さんと喫茶店で
食事してるシーン時のセリフ(うろ覚え)
「あんたがあたしを守ってよ」
「太ったら仕事しなくてもいいのかな」
これの後に続く展開が辛すぎた。

伊藤歩さんの久野さんの役からは底知れぬ
強さを感じられたのが救いだった。

田舎特有の閉塞感とか、上記2つの後
そしてずっと心の支えだった存在の正体
観たかったライブすらグシャグシャに
潰されて投げ捨てられた悲しさ
蓮見くんの決断も行動もなるべくしてなった
ように本当感情移入して行き場のない感情で
いっぱいになってしまった。圧倒された。

忍成くん、勝地くん、大沢たかおさん、
市川実和子さん、高橋一生さん、若い!!

ROOKIESとかヤンキー母校に帰るとかが
流行ってた頃に市原隼人くんを知ったので
今、リリィシュシュの頃を見るとなんて
可愛かったんだと感動しました。尊い!

沖縄で二回も負傷して知らない間に
唇も奪われてて🤢 帰ってからも
家族に降りかかった災い悪い行い、全てが
罰なのだとしたら…とちょっとそれも
怖くなりました🤭!
252521

252521の感想・評価

4.5
ぐううう
若い市原隼人が心に染みる感じのかわいさだった
ソー

ソーの感想・評価

3.2
とりあえず市川隼人若い
MIWA

MIWAの感想・評価

3.4
記録用
Aipon

Aiponの感想・評価

-
(記録)漂っては想い出。時代。。
先日鑑賞した「蜜蜂と遠雷」にてドビュッシーが流れてきて…

なんだかリリイシュシュが懐かしくなりました。


邦画で一番好きな映画は?と尋ねられると必ずこの作品をあげます。

一番好きです。

ドビュッシーのアラベスク第一番も。なんだか涙が溢れる田園の緑も。心臓に響くリリイの歌声も。画面からあふれるエーテルも好きなのです。


約20年前の市原隼人、蒼井優、忍成修吾、高橋一生、伊藤歩、市川美和子、大沢たかお、稲森いずみを楽しめます。みんな若い。

岩井俊二監督が自らの遺作を選べたらこれにしたいらしい。



Filmarksで楽しく会話をさせていただいているあの人の顔をわたしは知らない。

よくいいねを付けてくれるあの人の年齢もわたしは知らない。

あの人だって性別すらも知らない。

あの人の住んでる街も知らない。



それでも不思議と親近感が湧くんですよね。スマホ一つでたくさんの人とコミュニケーションが取れる。

すごく心地の良い距離感。

映画という共通項で繋がるネットワーク。


言葉遣いの取捨選択、ボキャブラリーの量、知識の引き出し、文章のセンス、ユーモア…

不思議と浮かび上がってくるんですよね。

きっとあの人はこんな顔をしてるんだろう。

あの人はきっとこんな顔をして映画を楽しんでいるんだろう。



2000年、ミレニアムのはじまりの頃。

ちょうど学生時代、パソコンに触れ始め、ネットというものに嗜みだした頃。

BBSとか流行ってましたね。キリ番とか。前略プロフィールとか。iモードとか。2ちゃんねるとか。フラッシュとか。

いじめ、若者の自殺、援助交際、レイプ、引きこもり、ネット依存…今でも続く社会問題ですが、本格的に問題視され始めた頃でしょうか。

いじめられっ子の市原隼人、援助交際をする蒼井優、元いじれられっ子、現いじめっ子の忍成修吾。


まだスクールカーストなんて言葉も一般的じゃなかったのかな。

教室という狭い世界の中だけしか見えない小さなピラミッド。小さいのにそれはとてつもなく大きくて。そのピラミッドに支配されてしまう。

あの人たちは上の方。あの人たちは下の方。わたしより上。わたしより下。なんとなく心の中で見えない線引きをしてる。誰もが。誰もに。


緑に光輝く田園、沖縄の楽しい思い出、 Salyuの唄。全てが美しいんです。美しいんですけど、痛いんです。突き刺すような美しさの暴力。

美しいほど、すべては痛くて。

ネット上では楽しくコミュニケーションをしているのに、現実の学校生活では凄まじい悪意の投げ合い。おどろおどろしい敵意のぶつけ合い。

なんでみんなの前で自慰行為なんてしなければならないのか。裸で泥まみれにならなければならないのか。長い髪を剃らなければならないのか。ナイフで刺さなければならないのか。

家に帰れば、パソコンごしにはともだちなのに…


心の中では、ネットの裏側ではSOSを叫んでいるのに。誰にも届かない。誰も気付かない。シグナルは確かにそこにあるのに。

田園で、ヘッドホンを掛けて叫んでみても誰にも届かない。精一杯の大声で確かに叫んでいるのに。

グライダーみたいに飛べたら。ここではないどこかへ飛んで行けたら。誰も自分を知っている人がいない場所へ行けたら。

そんな少年少女たちのボタンを掛け違えた想いは、最悪の事件をもって終息へと収束していきます。


顔の見えないネットだからこそ。優しさを。思いやりを。善意を。良い心を。

誰かの言葉で、誰かのいいねで誰かが救われているのかもしれない。



《明日も誰かに優しくできるように。》


《あの人の優しさをもらいに。》


《おやすみ世界。》


《投稿者 : がんがん》
十四歳のリアル
海辺

海辺の感想・評価

4.1
岩井俊二こそがエーテルを具現化してしまったんでしょ
福岡県糟屋郡篠栗町